防大・自衛隊の思い出をつづります。

痛みに強い人たち

出典元(防衛省HPより引用)

自衛官と勤務していく上で必要な能力は様々ある。使命感の強さ、肉体的な強さ、法令遵守意識など多岐に渡る。しかし努力しても身に付けることができない能力がある。それは「痛みへの強さ」だ。これは「辛い状況に耐える心の強さ」など自衛隊お得意の道徳教育ではなく、純粋に「痛み」に強いかどうかだ。今回については痛みに強い人たちをテーマに記事を書く。

まず私が思うに「痛みに強い人」と「痛みに弱い人」は間違いなく存在する。社会人になりホワイトカラーとしてオフィス勤務をしていると忘れてしまうが、学生時代に体育会系の部活をやっている人は思い出して欲しい。どんな部活でも「怪我してもアドレナリン全開でプレーする選手」がいたはずだ。一方で技術はあっても「すぐにアチコチ痛いという選手」もいたと思う。こういったことを言うと「根性の問題」「気持ちの問題」と言われるかもしれないが、気持ちでは乗り越えることのできない先天的な特徴であると思う。

ここで陸上自衛隊に話を戻そう。

陸上自衛隊では野戦がメインの訓練を行うため、行軍や陣地構築などの野外行動や格闘戦闘などの個人特技も演練していく。訓練で2夜3日で陣地構築をしたり、100km近い行軍をすると「痛みに強い人たち」が明らかになってくる。

上記のツイートは一例にはなるが、陸上自衛隊には「気がついたら骨が折れてた」「痛いっていうだけ無駄」「所詮は電気信号」というもはや修行僧として悟りを開いたような人が普通にいる。茨が生えた竹やぶを顔色一つ変えずに藪こぎしていったり、行軍の荷物で肩がうっ血しても平気な顔を彼らはするのだ。

私は当時「根性あるなぁ」や「すごい男だなぁ」と思っていたが、これはきっと彼らが先天的に生まれ持った強さであり、オフィスワークでは発揮されることの才能なのだと私は思う。つまり彼らは「痛みに強い」という特性から兵士や格闘家としての素質を生まれ持った男たちだと私は思う。

しかし「痛みに強い男たち」は常人に対して優しくないこともたまにあり、「これぐらい痛くないでしょ」「感電してもビリビリするぐらいじゃん」とサイコパスのようなことを普通に言ってくることがあるので要注意だ。

また自衛官に向いている特性として「2日は寝なくてもなんとかなる」「怒られても気にしない」「ギャグのためならいつでも裸になれる」などが挙げられるため、上記の特性が一つであれば自衛官には向いているのかもしれない。

ちなみに私は痛みに滅茶苦茶弱いので、整体やヘッドスパなどに行った際は「痛いので力を優しくしてください」とよく言います。自衛官入隊を考えている人は整体に行って自分が痛みに強いのか、弱いのかをよく確認したほうがいいと思いますよ。

おわり

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